・サイドレイズを行うべき理由
男性
三角筋側部を鍛えられるサイドレイズはフォームが難しく、中々効かせることが難しいことから、いらない・不要と言われがちですw
しかし、私個人的にはサイドレイズは肩を大きくするために絶対に必要な種目ですし、安易にいらないと考えるのはあまりおすすめできません。
まず最初に私の自己紹介すると
という感じで、大手ジムのトレーナーとして活躍し、現在はフリーのパーソナルトレーナーとして活動しています。
この経験から、サイドレイズは本当にいらないのか?やらなくても良いのかを解説していきます。
サイドレイズはキツく、フォームの難しい種目ですが、何度も練習することで必ず自分のモノにできるので、この記事を参考に諦めずに挑戦してみてください!
サイドレイズの全てを解説した記事はこちらです。
→サイドレイズの効果的なやり方・フォームや重量をトレーナーが解説
サイドレイズの効果的なやり方・フォームや重量をトレーナーが解説目次
サイドレイズはいらない?本当に不要なのか?
そもそもなぜサイドレイズがいらない・不要と言われているのか?その主な理由を2つ紹介します!
・効かせるのが難しいから
・効くけどとにかくキツいから
効かせるのが難しいから
サイドレイズは効かせるのが非常に難しいです。
筋トレ初心者はもちろん、トレーニング歴数年以上の人でもサイドレイズだけは未だに上手くできません!という相談はよくあります。
なぜサイドレイズが難しいかというと、理由は次の2つです。
②体の自然な動きに反した動きだから
①人それぞれ骨格が違うから
筋トレYouTuberが紹介しているフォームを見よう見真似で行って見ても、全く効かなかったりしませんか?
これはそのフォームを真似できていない原因もありますが、人それぞれ骨格が違う問題も大きいんです。
いかり肩の人もいれば、なで肩の人もいますし、鎖骨の長い人もいれば鎖骨の短い人、猫背の人、鳩胸の人など様々です。
つまり、自分に合ったフォームを見つけなければ上手く効かせられないということです。
②体の自然な動きに反した動きだから
サイドレイズで「肩甲骨を固定した状態で腕を上げろ」というアドバイスを耳にしたことある方が多いかと思います。
実はこのアドバイスは体の自然な動きに反しているんです。
腕を横に持ち上げると、上腕骨の動きに合わせて肩甲骨も自然に動きます。
これを「肩甲上腕リズム」と言います。
サイドレイズで肩甲骨が動いてしまうと、首の僧帽筋上部に効いてしまうので、なるべく動かさないようにしよう!と言われているんです。
ではどうすれば自然な動きをしつつ三角筋側部に効かせられるかというと、それには上体の角度やダンベルを持ち上げる角度が関係してきます。
サイドレイズが効かない人向けに、やり方をコツを紹介しているので、具体的にはこちらの記事を参考にしてください!
サイドレイズが効かない人の悪いフォームと改善方法を解説サイドレイズで僧帽筋に効いてしまう方はこちらをどうぞ!
サイドレイズで僧帽筋に効く原因とフォームのコツを紹介効くけどとにかくキツいから
サイドレイズがいらないと言われている2つ目の理由は、効くけどとにかくキツいからですw
サイドレイズって筋トレ上級者でも嫌いな人が多いです。
サイドレイズで追い込むと、三角筋側部や肩内部のインナーマッスル、僧帽筋上部など肩周りが全てキツくなり、腕を上げられない状態になります。
終わった後のシャワーでは腕が上がらずに頭を洗えない問題が発生しますw
こういったネチネチ追い込む系の種目は嫌いな人が多いですよね。
しかし、嫌いだからと言ってサイドレイズがいらないのかと言われれば全くそうではありません!
サイドレイズがいらない?いいえ必要です!
サイドレイズはいらない!不要だ!という声はよく耳にしますが、私個人的にはサイドレイズよりも優れた三角筋側部の種目はないです!
私がサイドレイズを必要と考える理由は次の2つです。
・三角筋側部を集中的に鍛えられるから
・複数のバリエーションがあるから
三角筋側部を集中的に鍛えられるから
サイドレイズは単関節種目といって、肩関節だけを動かして三角筋側部を集中的に鍛えられる種目です。
というか側部の種目に多関節種目はありません。
多関節種目があれば高重量を扱って強い物理的刺激を与えられるのですが、残念ながらありません(アップライトロウを除く)
フォームさえしっかりできていれば、サイドレイズ以上に側部を鍛えられる種目はないでしょう。
確かにサイドレイズの代用種目があれば、いらない・不要と考えても問題ありません。
しかし、そんな種目はなく「効かないから・キツいから」という理由でやらないのはあまりにも損失が大きいと思います。
サイドレイズを自分のモノにできれば、横に張り出した大きな肩を作ることができるので、ぜひ諦めずに挑戦して欲しいです!
複数のバリエーションがあるから
サイドレイズは三角筋側部を集中的に鍛えられる良い種目ではありますが、1種目で完璧に鍛えられる訳ではありません。
サイドレイズでは腕を床と並行まで持ち上げた時に最も負荷が強くなり、腕を下ろした状態では負荷がかかりません。
なので、ストレッチ時に刺激をかけたい場合は、60°ほどのインクラインベンチを用意して横向きに座って動作するインクラインサイドレイズや、
反対に収縮時に刺激をかけたい場合は、体を倒してよりトップポジションで負荷が強くなるように工夫します。
また両手で動作して効かせるのが苦手な方はワンハンドサイドレイズに変更してみたりするなど、工夫して効かせられます。
複数のバリエーションがあるので自分が得意なサイドレイズをやり込むこともできるでしょう。
まとめ
ということでサイドレイズはいらないと考えている人向けに、なぜいらない・不要と言われているのか?私がサイドレイズを行うべきと考える理由を解説しました。
「行うべきと言われても、実際問題上手く効かせられないしやる意味ないよね」と思う方もいるでしょう。
そこで、サイドレイズが苦手な方向けに、無料のフォームチェックにも対応しているので、以下の公式LINEからお気軽にご相談ください!